aviation

メインページに戻る
第1章 進路  第2章 パイロットの実際  第3章 職業パイロットへの道
   第5章 航空行政後進国日本
 第6章 趣味としてのパイロット

aviation
aviation
第4章_SGLabパイロット英語クラスSAEE開講
前章までで、プロ・パイロットを目指すにあたり必要な要件は御理解頂けたとおもいます。
近い将来、アジア地区だけでも数万人単位のパイロット不足が予測されるます。
一方、現在の日本の航空行政・文化は先進国の中では残念ながら極めて劣っているのが現実で、日本国内でのパイロット養成に関しては明るい見通しがありません。
(環境があまりにも未整備で短期間での整備は事実上不可能と思われます)(第5章と別項で詳述します)

自然、一部於いてパイロット関係の教育がなされていますが、以前からの行なわれている一般教育の範疇でしかありません。 昔のように、航空大学校入学の意味が、ほぼJAL、NANパイロットへの切符であった頃とは現在の状況はかけ離れています。 自衛隊航空学生以外ではパイロットになれるかどうかは、大きく環境に依存します。
このような現況の中で、時間的効率(如何に早くセカンド・オフィサーになるか)と最小限の投資と最高の結果を得る手法を提案します。
(自衛隊と航空大学校以外の殆ど全てが、フライト・トレーニングを米国で実施している事実で御理解頂けると思います)
SGLabでは全く異なったアプローチで、英語教材による実際的な勉強を行ない、コース終了時にFAA Private Pilot Knowledge Testにパスする実力を養成します。

将来プロ・パイロットを志す生徒・学生向けの日本に於て、米国教材を用いたアヴィエーション英語教育クラス(基礎物理、数学を含む)SAEESG-Lab Aviaition English Eduaction)サービス提供開始をする事と致しました。


SAEE要項
東京都武蔵野地区での教室開設を予定
・実クラスでの教育
・リモート教育環境実現の為にオンライン開講
(2018年3月時点)
対象Target & 範囲Scope:
・FAA Private Pilot Knowledge Testに合格するための全ての要素をカバー
・中学3年以上を対象
・基本コースとし約一年間(9月開講翌6月終了10ヶ月)
・同時にカナダへの高校(一般)、短大(航空)留学、を視野に入れての準備サポート・サービス

SAEEカリキュラム:
FAA Private Pilot Knowledge Test合格するために具体的には、
・英語での読解力
・航空機構造
・FAR航空法規
・Aviation Weather航空気象
・Operation Procedure運用手順
・Airspace空域
・ATCシステム
等広範囲多岐の渡ります。

最初の項目である<・英語での読解力>以外は、Test問題集を解きながら、詳しい解説をPrivate Manualを用いてFAAパイロットである講師が行ないます。

<・英語での読解力>については、オーラル・スピーキング・トレーニングを英語の航空教材を用いて反復訓練を行ないます。
又、必要とされる基礎数学・物理に関しては、生徒・学生の学校での進度を参考にして、 理系出身講師が指導を行ないます。

以下その他重要事項:
・Medical Certificate(Student Pilot Certificate)
コースをスタートする前に、受講者(パイロット志望者)はAME(Airman Medical Examiner)にて、First-Classを受診し合格する事を確認しておく事を推奨します。
この時、英語のLimitationが付いても無視して構いません。
もし、この時点でパイロットとしての身体欠格事項があると、大変残念ですがプロ・パイロットの道は諦める選択肢を考えなければなりません。

FAA(Federal Aviation Administration)は最近MedicalとSPC(Student Pilot Certificate)の同時発行を廃止し、個別発行とするようです。
この場合、SPC申請から発行まで3週間程かかる見込みで、以前のようにトレーニング開始から一週間~10日間でソロに出る事は、現実的に不可能になりました。
これも9.11以降のTAS関係との情報です。
aviation

SGLabアヴィエーション英語教育クラス(SAEE)以降の進路:
カナダに於ける、PVT・CMRの資格取得とR-ATPに関してカナダ、アルバータ州、カルガリー所在のMount Royal University(MRU)のAviation Diplomaコース(二年間)進学をパイロットとしての最初の目標にします。

MRU aviation aviation

そこに至る、ひとつの選択として、アルバータ州への高校留学がありますがその他の州でも可能です

MRU入学に際し、カナダ高校での二年以上の就学と、ある程度の成績及び数学、物理履修を条件に入学試験を軽減される可能性があります。
又、MRUは前記ERAUに単位移行が可能で、カナダでの就職又はERAUでのR-ATAP取得も選択肢になってきます。(但し今後状況が変わる事もあり得ます)

カナダ高校在学2年以上を達成する為に、カナダへの高校留学が必須となります。
SGLabでは、カナダ高校留学への助言も行ないます。(経験上、ご両親に手間と費用が相応にかかります)

ご両親へ向けて:
本コースに限らず、塾、予備校、習い事には相応の支出はつき物です。
しかしながら、それより大事な事が"お子さんの時間を費やす"という事実です。
お子さん自身にとっても大きな投資となります。
社会人と比べて限られた知識、経験に基づいた判断が必ずしも正しいとは限らないこともあります。
そこで、ご両親にはリスク・マネージメントに基づいたご判断と見通しを持たれ、適宜お子様に応援・アドバイスをして頂きたいと思います。

本コースはプライマリーに海外(英語圏)に出てゆくプロ・パイロットを志望するお子さんを対象としています。 まず身体条件については、その道を始める前に確認しておく事が望ましいです。
状況が変化しているので、断定ではありませんが、現状日本国内にはFAA認定AMEは居ても一般には検診して貰えないようです。(対在住米国人対象のみとか)
従いまして、米国ハワイや韓国でAMEに於いて受診し、身体条件に問題が無い事を確認して頂けるよう御願い致します。

一旦始めたパイロットの道を、何らかの理由で止める、又は結果的に成就しなかった場合についても予め考慮しておく必要があります。

お子様がパイロットコースの一つひとつの節目をクリアする事で、最終ゴールに達する課程に於いても大きな自信と能力を着けてゆくことに疑問の余地はありません。
しかし本人も努力し、親として全面的な支援を与えても尚、途中で最終目標を諦めなければならない時は、きっぱりと止めさせ、次の目標を設定する必要があります。
その時にも、それまで得た能力・経験は大きなアドバンテージになるはずです。

本ホームページでも記しましたが、運輸省(当時)航空大学校を卒業して、更にERAUも卒業して結果的にパイロットにならなかった(なれなかった)方がいらっしゃいます。
現在でも、世界的に超有名なエグゼクティブ・サーチ・ファーム(メキシコの大統領を斡旋する程のファーム)で活躍されていらっしゃいます。
そこにある人物像は英語をツールとして用いた、グローバルな視点と極めて鋭いビジネス感性を持ち合わせておられます。
申すまでもありませんが、ご本人の素養に加え、英語が活躍の場を広げた事に疑いの余地はありません。
このような方の例は他にも多く知っています。

日本国内から飛び出し、好きな目標向かって生活を行なう事は、本来の目標意外にも多くの二次的メリットをもたらします。
外国語(英語)での新しい知識の習得とグローバルな視点の育成はその最たるもので、お子さんの成長のフィールドが日本国内で閉じているのと比べ飛躍的に広がります。
お子さんとご両親の双方にとって、大きなチャレンジではありますが、本SGLabがお勧めする大きな理由がココにあります。

カリキュラム詳細につきましては、別ページに掲載しております。



2018年6月以降の開講を目標に準備を進めております。
SAEEクラス受講望者募集中です。カリキュラム詳細、御質問等はお気軽にメールでお問い合わせ下さい。

メール

以上で、SGLabとしての”パイロットへの道”の提案は、おしまいです。
続く第5章と第6章では補足的な内容を述べています。
ご興味があれば、引き続き御読みください。


以下、第5章 航空行政後進国日本 へ続く


aviation ページトップへ戻る

SG Labメインに戻る